稼げる副業の特徴とは?特徴別のおすすめ副業13選

昨今は物価高が止まらず、家計が苦しいご家庭も多いのではないでしょうか。そんな中注目されているのが副業です。
せっかく副業を始めるのなら、できるだけ簡単に稼げる副業を賢く選びたいところですよね。
また、副業を始めてみたけど全然稼げず挫折してしまった経験がある方は少なくありません。そういう方は、そもそも副業選びに失敗している可能性が高いです。
稼げる副業には3つの特徴があります。特徴に沿った副業を選べば、頼れる収入源となりえるでしょう。
この記事では稼げる副業の特徴や、おすすめの副業の具体例、儲かるビジネスの4原則、副業を始める際の注意点をご紹介します。
こちらの記事を参考に、副業選びから見直して、稼げるかつ自分に合った副業を見つけて、ご自身の世界を広げてください。
稼げる副業の特徴とは
日本では賃金が上がっていないのに物価高が続いており、現在の収入だけでは不安に感じる方も増えてきているのではないでしょうか。
せっかく副業を始めるなら、安心して稼げるものを選びたいとお考えの方も多いと思います。
稼げる副業の特徴は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
- 専門知識が必要な副業
- 体力が必要な副業
- 元手が必要な副業
まずは、稼げる副業の特徴について詳しく見ていきましょう。
専門知識が必要な副業
稼げる副業の特徴1つ目は「専門知識が必要」であることです。専門知識が必要な副業には、ウェブライター、動画編集、プログラミング、ウェブデザイナーなど、主にパソコンで行えるものが多く挙げられます。
一から始めるには時間がかかりますが、スキルが身につけばいわゆる「誰でもできる仕事」から脱却して、高収入の案件に挑戦することもできるようになるでしょう。実績を積み上げていくことは簡単ではありませんが、クライアントから信頼されるようになれば、月に数万円から数十万円の収入を得ることも可能です。
体力が必要な副業
稼げる副業の特徴2つ目は「体力が必要」であることです。先ほどご紹介したようなパソコン作業が苦手な方や運動もしたいとお考えの方は、フードデリバリーや家事代行、ベビーシッターなど、短時間勤務できるものがおすすめです。
体を動かす仕事は時給が高い傾向にあるので、短時間で効率よく稼ぐことができます。また、夜間、休日、繁忙期などはインセンティブが発生する場合も多いので、より高収入が望めるでしょう。運動しながらお金を稼げるので、健康にもお財布にも優しく一石二鳥です。
元手が必要な副業
稼げる副業の特徴3つ目は「元手が必要」であることです。FXや株、不動産など自己資産を使って運用や投資をする方法です。
こちらは上記2つの特徴を持つ副業より、はるかに高収入が得られる可能性があります。
しかし、確実なものではないので、投資した金額以上に多額の損失を負うリスクもあることは頭に入れておきましょう。専門知識や最新情報をしっかり学んでから取り掛かる必要があります。ある程度まとまった貯金がある方は、資産を大きく増やすチャンスです。
稼げる副業|専門知識が必要な副業5選
稼げる副業には3つの特徴があると先ほどご説明しました。
まずは、「専門知識が必要な副業」を5つ厳選してご紹介します。
- ウェブライター
- 動画編集
- YouTuber
- アプリ開発
- 講師
これらはパソコンとインターネット環境さえあればできるので、元手がかからないことや、在宅で働けるので時間や場所を選ばないことがメリットとして挙げられます。
知識は一生ものですので、自分への投資として勉強することをおすすめします。
ウェブライター
ご紹介する中で最も始めやすいのがウェブライターです。特に公認の資格は存在しませんので、「自称」ウェブライターでも問題ありません。
何十年と日本語の文章を書いてきた経験がある方がほとんどなので、特殊な勉強はそれほど必要なく、初心者でも始めやすい副業です。
専門性の高い記事を書く場合にはそれぞれの分野の知識が必要ですが、得意分野がある場合にはすぐに高単価な案件に取り掛かることができます。
また、市場規模が大きく常に案件が募集されているので、仕事も見つけやすいです。
動画編集
動画編集は専門的な作業ではありますが、スキル習得までの時間は比較的短いので初心者にもおすすめです。また、パソコンさえあれば作業できるので、時間や場所にとらわれず自由に働くことができるのもメリットでしょう。専用ソフトは必要ですが、初期費用としてはかなり安く抑えることができます。
こちらの仕事も需要が非常に多く、案件が豊富なので自分にあった案件を探すことができるでしょう。細かく地味な作業も多いので、そういった作業が苦にならない方や手抜きをしない誠実な方に向いている副業です。
YouTuber
YouTubeのチャンネルは、いつでも誰でも無料で簡単に開設することができます。動画の投稿も簡単なので、初心者でも始めやすいところがメリットでしょう。
動画の内容にもよりますが、初期費用や準備も特に必要ありません。また、こだわらなければ特殊な機材も不要で、スマートフォン1台でもYouTuberになれます。
上記2つの副業のように案件を自分で探したり、納期に間に合うよう作業する必要はなく、自分の好きなタイミングでできるので、まとまった時間が確保できない方にもおすすめです。
アプリ開発
有料アプリの開発や、アプリ内に広告を載せることで収益が得られる副業です。ハイレベルなプログラミングのスキルが必要となるので、簡単に始められるとはいいがたいですが、スキルが身につけば得られる報酬の額も大きくなるでしょう。
とはいえ、アプリ開発で収益が得られる人はほんの一握りともいわれています。アプリ開発は収入目的ではなく「アプリをリリースした実績を作る」ことが重要です。アプリを作る技術があるとアピールできるので、高額案件にも挑戦しやすくなります。
講師
講師はハイレベルな専門知識が求められるイメージがありますが、そうとも限りません。本業や趣味で得たスキルを活かして講師になることができるので、得意なことがある方は特に勉強なども不要ですぐに始めることができるでしょう。
「講師」のテーマは多岐にわたり、学生さん向けの家庭教師から料理やスポーツ、パソコンスキル、自己啓発など年齢性別を問わずチャレンジできる可能性があります。
対面方式ももちろんありますが、現在はオンライン講師も需要が高いので、在宅で講師業を行うことができます。
稼げる副業|体力が必要な副業4選
続いて、事務局が厳選した「体力が必要な副業」を4つご紹介します。
- ベビーシッター
- 家事代行
- 宅配バイト
- 引越しバイト
在宅でできるものは手軽ではありますが、パソコンやスマホ操作が苦手な方、からだを動かしたい方、体力に自信がある方は、こちらの4つの副業をぜひ参考にしてみてください。働いた分だけすぐにお金が得られるので、今すぐお金が欲しい時にもおすすめです。
ベビーシッター
ベビーシッターは、実は特定の資格を必要としません。子供と楽しく遊んだり、お世話をすることができれば誰でも始めることができます。遊ぶ、送迎、お世話のほかにも知育を求められることも多くなっているため、子育て経験や語学、音楽などの強みがあると採用されやすいです。
現代では共働きで忙しい家庭が多いので、家で習い事をするという選択をする方も多くなってきています。気に入ってもらえるとリピーターになってくれるので、安定して稼ぐことができるというメリットもあります。
家事代行
家事代行業は需要が急拡大している仕事で、案件が獲得しやすいです。時給も高い傾向にあるので、短時間で高収入が得られる可能性があります。
自分の得意分野(料理、掃除、洗濯など)だけを仕事にできるので、新たにスキルを取得する必要はありません。普段家で家事をして、家族にあまり感謝されず悔しい思いをしている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、家事も立派な仕事です。仕事として行うと喜んでもらえてお金ももらえるので、やりがいがあり、自信にもつながるためおすすめです。
宅配バイト
コロナ禍を経てフードデリバリーの需要が急速に拡大したので、宅配バイトも需要の多い仕事です。Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館をはじめ、宅配ピザ、宅配レストラン(ガストやマクドナルドなど)など、様々なお店で配達員が必要とされています。
1〜2時間というスキマ時間でも働くことができ、バイトのようにシフトを組まれてしまうこともなく、自由に気が向いた時だけ働くことができますよ。
ある程度土地勘があり、運動もしたいとお考えの方におすすめです。
引越しバイト
紹介してきた中で最も体力が必要なのが引越しバイトです。初めたてはかなりきついという口コミが多いですが、慣れてくるとそう負担ではないようです。
体力は必要ですが特殊なスキルは特に必要ありませんので、簡単に始めることができるでしょう。
運動不足解消やジム代わりに副業で引越しバイトを選ぶ方も多いようです。体力を使うきつい仕事になるので、当然時給は高くなります。先ほどの宅配バイトよりも拘束時間が長くなるので、まとめてしっかり働きたい方におすすめです。
稼げる副業|元手が必要な副業4選
次に、「元手が必要な副業」を4つご紹介します。これらはパソコンやスマホがあればできるので、在宅で作業できることや稼げる金額も大きいことが特徴です。
また、副業ではなく「資産運用」にあたるので、副業禁止の企業にお勤めの方も始めることができます。
一方で、正しく勉強してから始めないと大きな損失となる可能性もある、ハイリスク・ハイリターンな副業です。
不動産投資
一から不動産投資を始めるためには、高額なローンを組んだり、元手が必要な場合があります。相続した不動産があれば元手はあまりかからずに運用することができるでしょう。
不動産投資のメリットは、管理を委託する事で時間や手間がかからない、私的年金・生命保険代わりになる、月収が高水準などが挙げられます。
ただ、不動産選びを失敗すると多額の負債を抱えるリスクがあるので、信頼できる業者・不動産であるか見分ける力が必要となります。
株・FX
株式投資は自分で好きな企業の株式を購入し、値上がり益、配当金、株主優待などが受け取れます。
FXは外貨を売買する取り引きで、元手の何倍もの額を取り引きすることも可能です。株式投資と比べて、FXの方が少額から始められます。
なお、株式の取り引きは、平日の9:00〜11:30と12:30〜15:00(または15:30)の間しか行えませんが、FXは平日なら24時間いつでも取り引きができます。
どちらも勉強してから始めないと、損をする可能性があるのでご注意ください。
投資信託
投資信託(ファンド)は、投資家から集めたお金を資産運用の専門家が運用し、そこから得た利益を投資家に分配するという金融商品。比較的少額から投資でき、自分に知識がなくても、専門家に任せてしまえるという方法です。
投資信託も必ずしも儲かるというものではなく、プロの技をもってしても運用がうまくいかず、投資した額を下回って損をすることもあるのがデメリットとして挙げられます。
任せて終わりではなく、こまめに自分で運用成績を確認し、信頼できるか確かめる必要があります。
仮想通貨
仮想通貨は暗号資産のことで、ビットコインやイーサリアムが有名です。
自分で数量や価格を決めて注文するシステムになっており、株のトレードと同様で、需要と供給が一致すると売買が成立します。
仮想通貨は500円程度とかなり少額から投資を始めることができ、他の資産運用と比べて取り掛かりやすいというメリットがあります。
また、24時間365日取り引きができるので、時間を選ばず取り引きすることができるのも大きな魅力です。
副業で稼ぐために知っておきたい「儲かるビジネスの4原則」
ここまでは様々な副業をご紹介してきましたが、まだどのように選ぶか迷っている方におすすめの考え方があります。それは、「儲かるビジネスの4原則」に当てはまる副業を探す方法です。この4原則はホリエモンこと堀江貴文が提唱したとされています。
- 小資本で始められる
- できるだけ在庫を持たない
- 利益率が高い
- 定期的に収入が見込める
それぞれ詳しく解説していきます。
小資本で始められる
まず、4原則の中でも優先度が高いのは「小資本で始められる」副業です。
新しいことに挑戦しても、いきなり高額収入が得られるわけではありません。初めから高額の資金を投入すると、稼げなかった時に負債だけが残ってしまう可能性があります。
また、上手くいかなかった時や、自分に向いていないと感じた時に他の副業への転向も難しくなってしまいます。
収入を増やそうとして始めた副業が赤字では本末転倒ですので、リスクは最小限に抑えながら始められる副業を選択しましょう。
できるだけ在庫を持たない
「できるだけ在庫を持たない」副業とは、商品を仕入れる必要がない副業を指します。
個人ビジネスでは、在庫を抱えること自体がリスクとなります。在庫を抱えるということは、以下のようなデメリットが発生するということです。
①まず仕入れに資金が必要
②在庫管理にコストが発生
③在庫不足だと販売機会を失う
④売れ残りは不良在庫になる
⑤資金を回収するまで時間がかかる
初めに商品の仕入れに投資しなければならないので、先ほどの「小資本で始められる」点と相反する副業になってしまいます。
利益率が高い
まず「利益」とは「儲け」のことで、売上からかかった費用を引いた残りを指します。
利益率の計算は、このようにして行われます。
利益率 = 利益(売上高 ー 経費) ÷ 売上高 × 100(%) |
どんなに売上が高くてもかかった費用がそれ以上なら赤字です。利益率を上げる方法は2つあります。
- 経費(原価や固定費など)を抑える
- 売上が増えても原価が一定になる仕組みを作る
「原価が一定になる仕組み」とは、「1回売れても10回売れても、かかるコストは1回分」のような仕組みのことです。
例えば、先ほどご紹介したアプリ開発やYouTuberの副業などが当てはまります。
定期的に収入が見込める
副業の理想型とも言えますが、定期的に購入してもらえるスタイルが望ましいです。
継続して顧客がつかなければ、長期的な収入源となりません。一から顧客を集めるにはコストも時間もかかってしまうので、リピーターとなって何度も利用してもらえる工夫が必要です。
定額課金(例えばサブスクリプション制)サービスや、定期的に利用してもらえるサービスを設計すると収入が安定し、副業として一定の稼ぎを生みだすことが可能です。
稼げる副業を始める際の注意点
副業でも収入が得られれば生活水準が上がりますし、本業に何かあった時も安心です。ただし、副業を始める際には注意したい点が3つあります。
- 会社の就業規則を確認する
- すぐに稼げる!など怪しい副業に注意
- 本業に支障をきたさないかチェック
努力して稼げるようになったのに大きなトラブルに巻き込まれてしまった、ということがないよう、副業を開始する前に確認しておきましょう。自分だけは大丈夫、と思いたいところではありますが、快適な副業生活を送るために重要なポイントとなります。
会社の就業規則を確認する
副業を始める前に、まず本業の就業規則を確認する必要があります。2022年より、政府は副業を推進する方針を発表しています。
しかし、副業が認められている企業は全体の5〜6割にとどまっているようです。副業を禁止している企業が多数存在するには、2つの理由が考えられます。
- 本業に悪影響が出る恐れがあるため
- 情報漏洩を防ぐため
会社の信頼を守るために、副業を禁止している企業が多いのです。就業規則で「副業禁止」と明記されている場合、副業がばれると処分が科される可能性があります。最悪の場合「懲戒解雇」される可能性もあるため注意してください。
あくまで「副業」ですので、本業をおろそかにしないようにしましょう。
すぐに稼げる!など怪しい副業に注意
検索エンジンで「副業 簡単」など検索すると、「スマホでポチポチするだけで〇万円」「初期投資〇万円ですが、すぐに元が取れます!」など、怪しい仕事の募集広告が上位に出てくることがあります。
しかし、世の中、簡単な仕事なのに高収入な仕事はほぼありえません。
副業は軌道に乗るまで稼げないことも多く、そう甘い話ではありません。簡単な仕事内容なのに、報酬があまりにも高い仕事は詐欺の可能性が高いので、事前にしっかり下調べをしましょう。
本業に支障をきたさないかチェック
副業を頑張りすぎて睡眠不足となり本業の業務に集中できなかったり、遅刻や欠勤の原因になると本業に支障をきたします。機械や乗り物を扱う仕事の場合、事故につながりかねませんので大変危険です。副業は、本業に支障が出ない範囲でできるものを選びましょう。
副業には、「稼げないことも多い」「自分の時間が減る」などのデメリットが挙げられます。副業にかける労力・時間をある程度決めてから、無理はしない範囲で副業を行うよう心がけましょう。
まとめ
今回の記事では、稼げる副業の特徴や、おすすめの副業の具体例、儲かるビジネスの4原則、副業を始める際の注意点をご紹介してきました。
稼げる副業の特徴は、「専門知識が必要」「体力が必要」「元手が必要」であることが挙げられます。
また、どんな副業を始めようかお悩みの方は、今回ご紹介した「儲かるビジネスの4原則」も参考にしてみてください。
簡単にラクして稼ぎたいと誰しも思ってしまうものですが、そう上手い話はありません。中には怪しい副業もあるので、騙されないよう注意しましょう。
「稼げる副業」を始めたとしても努力は必要です。自分に合った副業を選んでうまく付き合っていってくださいね。