YouTubeは副業に向いてる?稼ぐ方法や始め方を詳しく解説

- 1 YouTubeは副業になる?
- 2 副業にYouTubeを選ぶメリット
- 3 副業にYouTubeを選ぶデメリット
- 4 副業としてYouTubeを始める方法は?
- 4.1 どんなジャンルにするかを決める
- 4.2 競合するチャンネルを確認する
- 4.3 動画撮影・編集に必要なものを揃える
- 4.4 YouTubeのチャンネル開設をする
- 4.5 動画の撮影して編集する
- 4.6 動画を投稿してSNSで拡散する
- 5 YouTubeの主な収入源
- 6 YouTubeに投稿をする際の注意点
- 7 副業禁止の会社にYouTubeがバレるのを防ぐには?
- 8 副業でYouTubeを始めたい人に良くある質問
- 8.1 YouTubeで副業をするのに必要なスキルは?
- 8.2 副業としてのYouTubeにおすすめのジャンルは?
- 8.3 YouTubeの収益で確定申告は必要?
- 8.4 公務員は副業としてYouTubeで稼いでも良い?
- 9 まとめ
YouTubeへの動画投稿を行うYouTuberが「なりたい職業ランキングの上位」の上位になるなど、近年人気の職業として挙げられています。仕事としても成立しやすくなっていることから、比較的低リスクで行える副業としても人気です。
仕事を行う場所や時間にほとんど制限がないので、その気になれば多くの人が参入できます。
しかし、始め方が分からなくて二の足を踏んでいる、動画を投稿するのに不安を感じているという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、そんな人気のYouTube副業を始める方法を徹底的に解説していきます。YouTubeで副業をするメリットデメリット、YouTubeを始める方法、YouTubeで得られる主な収入源などを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeは副業になる?
普段からYouTubeを見ているという方は多いかと思いますが、いざ自分が副業として挑戦するとなると、「本当に稼げるのか」と不安になってしまう方も少なくないでしょう。
YouTubeは、チャンネル登録者数が1,000人、総再生時間数が4,000時間以上などの条件をクリアしなければ収益として成立しません。そして、登録者数1,000人は、アカウント全体のおおよそ15%程度となっています。
YouTubeに登録だけして動画を投稿していない人なども多いため、この数字が多いか少ないかを判断するのは難しいですが、それでも1,000人に到達するまでは簡単ではないでしょう。
しかし、そもそも動画投稿をしなければ収益は得られません。収入のあるYouTube配信者のうち、85%は別に本業を持っているとされているので、まずは本業と両立させながら少しずつ動画投稿に挑戦してみるのがおすすめです。
副業にYouTubeを選ぶメリット
YouTubeで副業をすることはできますが、収入を得るのは簡単なことではありません。では、YouTubeで副業をするメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、主な理由として3つ解説していきます。
- 自分の趣味や特技を生かせる
- 動画編集などのスキルが身につく
- 初期費用がほとんどかからない
順番に解説していきます。
自分の趣味や特技を生かせる
YouTubeは自分の好きなジャンルをピンポイントで選べるため、趣味や特技を生かせるのが大きなメリットです。ファッションや料理、ペット、ゲームの実況中継など、幅広いジャンルの中から誰にも負けないコアなトピックに特化できるので、誰にでも可能性があるといえるでしょう。
また、好きなことであれば楽しく続けられますし、視聴者から喜びのコメントがくればモチベーションアップにもつながります。
動画編集などのスキルが身につく
生配信をしている人もいますが、一般的にYouTubeの動画はカメラで撮ってそのまま配信しているわけではありません。最後まで飽きずに見終えるような作品を作るには、元の動画をテンポよくカットし、テロップを入れるなどをして、見やすくする必要があります。
そのため、動画投稿を続けるうちに動画編集のスキルが身についていくのもメリットの1つです。編集だけでなく、撮影スキル、トーク力、構成力、さらには分析力やマーケティング力なども身につきます。これらのスキルが身につけば、仕事にも役に立つでしょう。
初期費用がほとんどかからない
「動画の撮影や編集には機材が必要だから経費がかかる」と漠然と思っている方も少なくないでしょう。確かに、質の良い動画を追求しようとすれば、それだけお金がかかります。
しかし、近年はカメラの性能やスマホアプリ・パソコンのソフトの性能が上がっているため、スマホカメラや無料ソフトだけという少ない初期費用でスタートできるのです。
あとは、必要であれば照明を用意するぐらいでしょう。初めは無料もしくは安い機材でスタートし、稼げるようになってきたら徐々に増やしていくと良いでしょう。
副業にYouTubeを選ぶデメリット
YouTubeによる副業は、好きなことができる、人気YouTuberのようにガンガン稼げるという楽しいイメージがあるかもしれません。しかし、実際にはデメリットもあるので注意が必要です。
- 稼げるようになるまで時間がかかる
- 精神的に辛くなることがある
- 身元が特定されるリスクがある
YouTubeでの副業を検討している方は、事前にデメリットも把握しておきましょう。
稼げるようになるまで時間がかかる
YouTubeの収益化にはいくつかの条件があり、満たせるようになるまで収入はありません。そのため、他の副業よりも収入を得られるまでに時間がかかります。
収入が得られるようになるまでは、動画を最後まで視聴してもらうために分析や改善をし、新しいアイディアを企画しては撮影をするという流れを繰り返します。長い時間がかかるので、自分の好きなジャンルで楽しく追及できるトピックを選びましょう。
また、本業もあるので、あまりYouTubeに時間をかけすぎると、自分の時間がなくなってしまうというデメリットもあります。スケジューリングをしっかりと行っておく必要があります。
精神的に辛くなることがある
「長く配信を続けているのにいつまでも収益化の条件をクリアできない」「収益化できたものの登録者数や動画閲覧時間が伸び悩んでいる」といった事態になれば、精神的に辛くなることもあるでしょう。YouTubeでの副業は、成果が出るまでに時間がかかるものに対してもコツコツと続けられるかが重要になります。
また、登録者数が増えたら増えたで、アンチコメントに悩まされることもあるでしょう。どんなことにもある程度のアンチはいるものですが、近年は荒らすことを目的としている人もいます。アンチの言葉やコメントを気にしすぎず、毅然とした対応をする意識を持つと良いです。
身元が特定されるリスクがある
YouTubeの副業では、身元が特定されてしまうリスクもあります。動画では顔を出していなくても、背景、家具、服装、持ち物、声などから、知り合いにバレることもあるでしょう。会社によっては、配信が元で解雇になってしまうこともあるので注意が必要です。会社や知り合いにバレたくない場合は、自身の特定につながるものを動画内にいれないように注意した上で、ボイスチェンジャーなどで声を変えるなどの工夫をすると良いでしょう。会社にバレないようにするためのコツは、記事の後半で紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
副業としてYouTubeを始める方法は?
誰でも参入できるYouTube動画投稿ですが、開始前にそれなりの準備をする必要があります。どのような動画を投稿するべきか、動画を撮影するために必要な機材は何なのか、実際に投稿するためのチャンネルの準備は何をすべきかなど、活動していく上ではさまざまな知識が必要です。
ここでは、副業としてYouTubeを始める方法について、詳しく解説していきます。
どんなジャンルにするかを決める
まずは、投稿する動画のジャンルを決める必要があります。副業として行うのであれば、これから勉強して動画を作るというのは時間的に厳しいので、自分の趣味や特技、あるいは過去の経験などから得意なジャンルを探すのが効果的です。
詳しいジャンルであれば、他のチャンネルよりも優位な動画を投稿できる可能性がありますし、モチベーションの維持がしやすいです。例えば、ゲームが好きならゲーム系の動画、料理が好きなら料理系の動画といったように決めていくと良いでしょう。
競合するチャンネルを確認する
YouTube上にはさまざまな動画が投稿されているので、自分が投稿したいジャンルの動画もすでに存在していることでしょう。その動画またはチャンネルが競合になります。どのような内容の投稿をしているのかなど、事前に検索して競合チェックを行ってください。
YouTube上でどのような動画が人気なのかが理解できますし、似た動画を作ると関連動画として拡散されやすいという仕組みもあります。似た動画でも、独自の視点を入れたりより特化した内容にしたりすれば、差別化もできて人気動画になりやすいです。
動画撮影・編集に必要なものを揃える
動画を投稿するためには、撮影するカメラや編集ソフトが必要になります。現在はiPhoneなどのカメラも性能が高く、アプリで編集することも可能なので、スマホ1台からでも始めることが可能です。しかし、スマホのみで活動する場合でも三脚などはあったほうが便利でしょう。
ある程度本格的に活動したい場合は、ビデオカメラや編集用にパソコンを用意した方が良いです。撮影用のライトやマイクもあったほうがクオリティは高まります。
本格的に稼げるようになって、動画にこだわる余裕が出てきたら、スペックが高いパソコンを用意してみましょう。動画編集にはそれなりにスペックが高いパソコンが必要なので、CPU・メモリ・グラフィックボードの性能などを見て、最低でも5万円、できれば20万円くらいのものがあると快適です。
編集ソフトは無料のものも存在するので、試しに使ってみて不満点が出てきたら有料ソフトへ乗り換えるのが良いでしょう。
YouTubeのチャンネル開設をする
YouTubeの始め方として、まずGoogleのアカウントを用意するのが前提条件です。YouTubeはGoogleのサービスなので、Googleアカウントを開設してからYouTubeを開いてチャンネル開設を行うという流れになります。
YouTubeチャンネル開設では、まずチャンネル名を設定し、次にプロフィール画像やバナー画像を設定したらチャンネル説明を記載します。あとは、動画を撮影して編集したものを投稿すれば完了です。
チャンネル名や画像は後から変更できますが、途中で変更すると視聴者の混乱につながることもあるので、ある程度分かりやすいものを最初から設定しておくのがおすすめです。
動画の撮影して編集する
YouTubeで副業を始める際に、特にハードルが高いのが動画の撮影と編集です。競合をリサーチして伸びそうな内容の動画にしたり、トレンドに絡めた内容にしたり、面白い企画などを考えて撮影したりなど、YouTubeの利用者に興味を持ってもらえるようにさまざまな工夫を行います。
人によっては撮影用の台本を用意してから撮影に望むこともあるので、話すのが苦手な人は事前に台本を考えておきましょう。
動画を撮影したら、カット編集や字幕の追加、BGMと効果音の挿入を行います。編集のうまさが理由で動画が再生されることはほぼ無いものの、編集が雑だと視聴者が離れてしまうので、丁寧でありながらも自分の負担にならない程度に編集したほうが良いでしょう。
また、サムネイル作りも重要なので忘れてはいけません。
動画を投稿してSNSで拡散する
投稿した動画をSNSで拡散するのは、視聴者を呼び込むために有効な手段です。もちろん、SNSを活用しなくても伸びる動画は伸びますが、副業としてYouTubeを行うのであれば、再生数を伸ばせる可能性のある「SNS活用」は重要な要素になります。
Twitterで投稿告知をしたり、Instagramで写真と合わせて投稿したり、TikTok向けに再編した動画を投稿したりなどの活動で一気に伸びる可能性もあります。
YouTubeの主な収入源
YouTubeの収入源と聞くと、真っ先に広告収入が思い浮かぶ方が多いと思います。しかし、実はYouTubeにはさまざまな収入源があるのです。ここでは、YouTubeの主な収入源を5つ紹介します。
広告収入
広告収入は、自分の動画の前後や途中に流れた広告の費用が収入源となります。「登録者数1,000人、12ヵ月の動画再生数が4,000時間またはショート動画が1,000万回」などの条件をクリアしてから、パートナープログラムに申請すれば登録可能です。
視聴者が動画の広告を全て視聴、またはクリックで収入となります。広告収入には、「18歳以上、またはYouTubeからの支払いに対応できる18歳以上の法的保護者がいること」などの条件もあるので、あらかじめよく確認しておきましょう。
チャンネルメンバーシップ
「チャンネルメンバーシップ」とは、動画の支持者が月額を払って参加するファンクラブのようなシステムです。視聴者は好きなチャンネルにお金を払い、限定動画やライブ配信、専用スタンプやバッジなどの特典がもらえます。月額での支払いなので、配信者にとっては安定した収入源となるでしょう。こちらも広告収入と同様に、「チャンネル登録者数は1,000人以上、パートナープログラムに登録、18歳以上、コンテンツが子供向けでない」などの条件があります。
ショッピング
YouTubeには、自分のグッズなどの宣伝ができる「ショッピング機能」があります。これは、グッズを紹介して販売することで収入源とする方法です。連携可能なサービスのグッズを販売したり、自身のオリジナル商品を販売できます。こちらにも「チャンネル登録者数が1,000人以上」などの条件がありますが、配信者のブランド力をアップするには最適です。
スーパーチャット
「スーパーチャット」は、ライブ配信(ストリーミング配信)を行って収益を得る方法です。視聴者がチャットを使って自分の好きな金額を送る、いわゆる「投げ銭」が収入源となります。生配信なので編集などの手間が少なくなりますが、その場で会話をまわすアドリブ力などが求められるでしょう。
スーパーチャットによる収益を得るには、「18歳以上、スーパーチャットを使える国や地域に住んでいること」などの条件があります。
企業のタイアップ広告
企業のタイアップ広告は、企業からの依頼で指定の商品のモニターをして紹介し、企業からお金をもらう方法です。YouTubeの機能ではなく企業と契約をすることで報酬が得られます。
タイアップ動画は、1本数万円~数百万円といわれており、チャンネル登録者数が多ければ多いほど高収入となる可能性が高いです。ジャンルとしては、ゲームやアプリ、グルメ、美容系などが多い傾向にあります。こちらの方法は、ユーチューバーの人気度や影響力などが重要になるので、始めたてのときにタイアップ広告による収入を得るのは難しいでしょう。
YouTubeに投稿をする際の注意点
YouTubeの動画投稿は、始め方さえ知っていれば誰でも始めることが可能です。しかし、動画投稿をする際には、いくつかの点に注意しなければ、トラブルに発展してしまう可能性があります。
- 著作権侵害をしていないかを確認する
- 身バレをしないように対策をする
- 継続して動画を投稿し続ける
ここでは、YouTubeに投稿をする際の注意点について見ていきましょう。
著作権侵害をしていないかを確認する
インターネット上で情報を発信する際には、常に著作権を意識しなければいけません。特に、YouTubeで副業を行う場合は金銭が絡んでくるため、慎重になる必要があります。
例えば、有名アーティストの楽曲をBGMとして無断で使用すれば著作権侵害となり、動画が削除されたり収益化ができなくなったりといった制限がかかる可能性があるのです。何度も著作権侵害を繰り返しているとチャンネル自体が削除されることもありますし、最悪の場合は訴えられかねません。
楽曲や画像、写真などを使用する際には、著作権に侵害していないかどうかをあらかじめ確認するようにしましょう。
身バレをしないように対策をする
YouTubeを副業とする際に気をつけたいのが「身バレ」です。知人や会社にバレたくない、本名などの自分の個人情報を知られたくないという場合は、動画の内容に注意してください。
再生数のある動画で顔出しをしているとバレるリスクが非常に高いので、まずは顔を隠すことが大切です。顔が映らないような画角で撮影する、お面や被り物をするなどの工夫があるでしょう。また、いわゆるVTuberといわれる方々のように、キャラのイラストに声を当てるという方法もあります。稼ぐために顔出しが必須ということはないので、なるべく身バレをしにくい動画スタイルを模索してみてください。
また、自宅での撮影や近所での撮影は、家の間取りや風景などから住んでいる場所がバレる可能性もあります。撮影をする際は、個人の特定につながるものが映らないように注意しましょう。
継続して動画を投稿し続ける
1本だけ投稿した動画が大バズりして再生回数が一気に増えるということは滅多にありません。動画投稿で収入を得る場合は、基本的に動画投稿の頻度は高いほうが良いです。
YouTubeに動画を投稿するのは簡単ですが、再生数を伸ばすのは簡単ではありません。そんな中でも再生数を伸ばしているチャンネルの多くは、定期的に動画の投稿を行っています。最低でも週1本、出来れば毎日投稿をしたいところです。
投稿頻度が高いほうが視聴を習慣付けることができますし、再生数が同じくらいで推移するのであれば本数が多いほど収入が増えます。もちろん質の低い動画を投稿し続けても意味は薄いので、質と量のバランスを考える必要はあります。
副業禁止の会社にYouTubeがバレるのを防ぐには?
近年は副業を推奨している会社も増えてきていますが、それでも会社で副業が禁止されている会社は今も存在します。ここでは、「会社に副業が禁止されているけど副業をしたい」「YouTubeで稼ぎたい」と思っている方のために、副業禁止の会社にYouTubeがバレるのを防ぐ方法について見ていきましょう。
顔出し・声出しをしない
先ほども解説したように、大前提として「顔出し」をしないことが大切です。しかし、より注意するのであれば、声も出さないほうが良いでしょう。現在のYouTubeで収益を得ているチャンネルの中には、そもそも喋っていない動画や合成音声を利用した動画などを投稿しているチャンネルも多数存在します。
合成音声も無料で利用できるものが多数あるので、身バレを防ぎつつYouTube副業をすることは可能です。また、会社の人にバレると噂話によって多くの人に知られてしまう可能性もあるので、同僚などにも副業について話さないほうが安心です。話した内容と動画内容から身バレするリスクがあります。
住民税を自分で支払う
YouTubeの副業で得た収益には、税金がかかります。副業全体の収入が年間20万円を超える場合、その収入を申告して相応の税金を支払う義務があるのです。その際に、本業の収入と副業の収入が合算されるため、住民税の税額が会社に通知されてバレてしまうことがあります。確定申告の際に自分で住民税を支払う選択をしておけば会社へ通知されることがないので、副業がバレる心配はありません。
副業でYouTubeを始めたい人に良くある質問
最後に、副業でYouTubeを始めたい人に良くある質問について解説していきます。
- YouTubeで副業をするのに必要なスキルは?
- 副業としてのYouTubeにおすすめのジャンルは?
- YouTubeの収益で確定申告は必要?
- 公務員は副業としてYouTubeで稼いでも良い?
気になる質問がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeで副業をするのに必要なスキルは?
YouTubeで副業として稼ぐためには、主に下記の3つのスキルが必要です。
- 企画・構成スキル
動画の再生数が伸びるかどうかは、企画にかかっているといっても過言ではありません。副業として稼ぐ場合には、再生される面白い動画を考える力は必須といえるでしょう。
- 動画編集スキル
撮影した動画は、カット編集やテロップの追加BGM追加などを行うことがほとんどです。それほど難しい操作はないので勉強すれば問題ありませんが、最初は編集に多くの時間がかかります。編集が雑だったり視聴者が見にくい構成になっていたりすると、再生数を稼ぐのは難しいでしょう。
- 分析スキル
より多くの人に見てもらうためには、視聴者がどのような動画を求めているのかを分析して修正していく必要があります。競合調査で市場規模を把握したり、アナリティクスを見て人気動画の傾向を調べたりといったスキルがあると、より効果的に再生数を伸ばすことができます。
副業としてのYouTubeにおすすめのジャンルは?
副業でYouTubeを始めたいと思っても、まず1歩目のジャンル選びで進めなくなってしまう人はとても多いです。基本的には自分の得意ジャンルで勝負するのが良いですが、それでも迷う場合は、下記のようなジャンルがおすすめです。
- ペット
ペットを飼っている人が参入しやすいジャンルです。声なども入れる必要がないので、身バレをしたくない人にも向いているでしょう。特に、変わったペットを飼っている場合や、動物の子どもを飼っている場合は再生数が上がりやすい傾向です。
- ゲーム実況
ゲームが好きな人におすすめのジャンルです。ライバルが多いので少し大変な面はありますが、それだけ需要もあります。ゲーム画面を映すため、部屋の間取りや背景から住所特定などをされるリスクが少ないです。
- 解説
特定の物事についての解説や考察を行います。知識さえあれば動画を作れますし、合成音声を使ったスタイルも人気なので副業として行いやすいです。
YouTubeの収益で確定申告は必要?
先ほども少し解説しましたが、年間の副業収入が20万円を超えた場合は、YouTubeの収益も確定申告が必要です。YouTubeだけでなく別の副業も行っている方は、そちらの副業も合わせた収益で換算します。
副業としてしっかり稼ぐために活動するのであれば、初めから確定申告は必須と考えて準備しておいたほうが良いでしょう。会社に副業がバレたくない場合の住民税支払い方法の変更も確定申告時に行うため、副業を行う場合は避けては通れません。
公務員は副業としてYouTubeで稼いでも良い?
公務員は副業が禁止なので、YouTubeに動画を投稿すること自体はできても、動画から収益を得るのは問題になってしまいます。つまり、公務員が副業としてYouTubeに動画投稿することはできません。収益化さえしなければ動画投稿自体は可能なので、趣味の範囲で活動することになります。
また、動画投稿自体は問題ありませんが、動画内容が信用失墜行為にあたるとして処分を受ける場合もあります。一般人よりも動画内容に気をつけなければいけないため、趣味だとしても、公務員が動画投稿するのは控えたほうが良いかもしれません。
まとめ
YouTubeは副業の中でも初期投資が比較的安価で、活動する時間も自由なので非常に人気が高いです。一方で、安定した副収入を得るのが難しく、本人のセンスや運も大きく絡んでくる分野だという点には注意しなければいけません。
確実に副収入を得られるものではありませんが、そういった点も理解した上でスキルを磨いて分析すれば、誰でもローリスクで大きな副収入を得られる可能性があります。何か副業をしてみたい人は、YouTubeの動画投稿にチャレンジしてみるのも良いでしょう。