在宅でできる副業にはどんな仕事がある?おすすめの副業や探し方を解説

近年では、政府によって働き方改革が施行されたこともあり、副業を認めている会社が増えています。

空いた時間に副業をすることで効率的に少しでもお金を稼ぐことができれば、充実した生活を送ることができます。

今回ご紹介する在宅でできる副業は、隙間時間に自分の好きなタイミングでお金を稼げるというメリットがあります。

在宅でできる副業のメリットデメリットや副業の選び方、おすすめの副業をまとめてご紹介していますので、自宅で簡単に稼げる副業が知りたい方はぜひ記事をご覧ください。

在宅でできる副業を選ぶポイント

おすすめの副業をご紹介する前に、まずは在宅でできる副業の選び方について見ていきましょう。「この仕事が楽そうだから」「稼げそうだから」といった理由で深く考えずに選んでしまうと、後悔する可能性があります。下記で3つのポイントを説明していくので、参考にしてみてください。

  • 自分の目標や目的から選ぶ
  • リスクが少ない方法を選ぶ
  • 自分が続けられる副業を選ぶ

順番に解説していきます。

自分の目標や目的から選ぶ

「生活を楽にするためにもっと稼ぎたい」「空き時間や隙間時間を有効に使いたい」「将来的に独立をするために経験を積みたい」など、副業をしたい理由は人によってさまざまです。

副業を選ぶ際には、まずは自分がなぜ副業をしたいのかという目標や目的を明確にしましょう。目標や目的から逆算して選ぶと、より自分に合った副業を見つけられます。

リスクが少ない方法を選ぶ

副業を始める際に、最初からリスクがある方法に手を出すと失敗する可能性が高いです。リスクが高い副業の例としては、大きな損失の可能性がある投資、在庫を抱える心配があるグッズ販売などが挙げられます。

在宅でできる副業には、スマホやインターネットだけでできる仕事も多いです。まずはそういったリスクが少ない方法から挑戦して、副業に慣れてノウハウが分かってきてから、少しずつ新しい副業にも挑戦してみてください。

自分が続けられる副業を選ぶ

稼ぎたいからといって自分に合わない副業をしていても、精神的に辛くなって長続きしないでしょう。特に副業は「本業である程度稼げている」という予防線があるため、辛い仕事をずっと続けていくのは難しいです。

そのため、自分が好きなことに関する仕事や特技を活かせる仕事など、自分が続けられる仕事を選ぶようにしましょう。本業の仕事を苦に思わない人は、本業の業種・職種に近い仕事や本業で得たスキルを活かせる仕事を探すのもおすすめです。

在宅でできるおすすめの副業8選

ここからは、在宅でできるおすすめの副業を具体的にご紹介します。

  • データ入力・文字起こし
  • WEBライター
  • アフィリエイト
  • プログラミング
  • WEBデザイン
  • 動画編集
  • ネット販売
  • アンケートモニター

それぞれの仕事の特徴なども、詳しく解説していきます。

データ入力・文字起こし

データ入力や文字起こしは、どちらも自宅にパソコンがある、パソコンを使って文字入力ができるという2つの点をクリアしていれば、すぐに始められる副業です。

データ入力

データ入力の仕事は、紙の書類やアンケート結果などをインターネット上にまとめる仕事です。まとめる方法はExcelやWordなどが主に使用されますが、これらのソフトの使い方に詳しくなくても働くことが可能です。

文字起こし

文字起こしの仕事は、録音した会議の音声やインタビュー音声などを文字として入力していきます。そのまま聞いた通りに入力する場合もあれば、文章を整理してまとめる形で入力する場合もあるなど、案件によって条件はさまざまです。

 

どちらも特別なスキルが必要ない、隙間時間にできるといった点から人気があります。

WEBライター

WEBライターは、WEB上に掲載する記事やコラムの文章を書く副業です。

投資、転職、不動産、美容、脱毛、ゲーム、アニメなど、題材は案件によってさまざまなので、自分の興味のある分野や得意な分野で挑戦してみてください。

基本的には、パソコンを持っている、ある程度の文章力があるという2点をクリアしていれば仕事ができます。しかし、基本的には案件をもらって執筆する形式となっているため、案件をもらえないと思うように稼ぐのは難しいでしょう。

Googleの検索ページで上位表示されるために必要な「SEO」の知識を持っていると重宝され、高収入を目指すことも可能です。

アフィリエイト

アフィリエイトは、WEB上に掲載する文章を書くという点でWEBライターと少し似ていますが、自分でサイトやブログを運営し、収益を得ていく方法をとります。

アフィリエイトは自分でサイトを運営して、その中で企業の商品やサービスを紹介します。サイトの読者が記事で紹介した企業の商品やサービスを購入したら、広告料として報酬が手に入るという仕組みです。

パソコンがあれば始められる副業ですが、サイト立ち上げ・運営に関する知識、記事を上位表示させるためのSEOの知識などが求められます。

長期的に運用していれば安定して稼ぎやすい副業ですが、サイトを立ち上げてから収入を得るまでに少なくても数ヶ月から1年かかることがあります。

プログラミング

プログラミングは、コンピュータにやってほしいことを指示して、ゲームやアプリを作ったり、パソコンで行う単純作業を自動化したりする仕事です。

プログラミング言語などの知識が必要になるため、知識がない人はまずは勉強してスキルを身につけなければいけません。

しかし、知識が必要になる分、

  • 案件に人が集まりにくく仕事を受けやすい
  • 報酬が高く高収入が見込める

などのメリットがあります。効率的に稼ぎたい人や、すでにプログラミングの知識がある人、本業でプログラミングをしている人などにおすすめの副業です。

WEBデザイン

WEBデザインは文字通り、WEBサイトのデザインを行う副業です。

細かく説明すると、バナー作成、ロゴデザイン作成、イラスト作成、画像加工、ランディングページ作成など、さまざまな仕事があります。

全てをまとめて行うこともあれば、それぞれ仕事が募集されていることもあるため、初心者はロゴデザイン作成、バナー作成、画像加工などの簡単なところから挑戦していくと良いでしょう。

WEBデザインの知識はもちろん、HTMLなどのプログラミング言語の知識、Illustrator・Photoshopなどのデザインツールを扱う知識なども求められます。

その分一件の単価が高く、効率的に稼ぎやすい仕事と言えるでしょう。

動画編集

YouTubeでの動画配信などで注目された副業が動画編集です。

依頼される仕事の種類としては、YouTuberの動画の代理編集、結婚式などのイベントで流す動画の編集、企業の商品やサービスのPR動画などがあります。

企業の商品やサービスのPR動画の編集であれば、1本数十万という高単価を得ることも可能です。

副業として行う際には動画編集ソフトが必要になりますが、こちらは無料で利用できるものもあるので、用意するのは難しくないでしょう。

しかし、動画編集はパソコンの容量が求められるため、ある程度のスペックのパソコンを持っていなければいけません。場合によっては、パソコンを購入するための初期費用がかかるという点に注意してください。

イラストレーター

イラストが得意な方は、イラストを販売して副業にするという方法もあります。

副業の種類としては、ロゴ作成やバナー作成、YouTubeの挿絵、キャラクターデザインなどが挙げられます。

他にも、クラウドソーシングサイトやスキルシェアサービスサイトでさまざまな案件が募集されています。

自分からイラストを売り出したいという方は、LINEスタンプを販売する、ストックイラストに投稿するといった方法もあります。これらの方法も、購入されたり利用されたりしないと収入を得るのは難しいですが、逆に言えば、販売・投稿してさまざまな人に利用してもらえれば、継続的な収入を得られる可能性もあるでしょう。

アンケートモニター

最後に、スマホから簡単にできる副業として、アンケートモニターをご紹介します。アンケートモニターは、アンケートに回答したり商品のレビューを投稿したりすることで報酬をもらう副業です。通勤時間やちょっとした隙間時間でお金を稼ぎたいという方におすすめの方法です。

在宅で行う副業のメリットデメリット

ここまで、在宅でできるおすすめの副業についてご紹介しましたが、在宅で働けるバイトにはどんな利点があり、どんな点に注意をすべきなのでしょうか。

以下で在宅で行う副業のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

在宅でできる副業のメリットとしては、スマホ・パソコンだけでできる仕事が多い、時間や場所に関係なく働ける、自分のペースで働けることなどが挙げられます。

上記で解説した通り、在宅でできる副業はスマホかパソコンがあればできる仕事が多数存在するため、時間や場所に縛られずに働くことが可能です。

また、ライターやデータ入力、プログラミングなどの副業は納期だけが定められていて、それまでのスケジュールは自由という案件がほとんどです。そのため、納期に間に合いさえすれば、自分のスケジュールに合わせて調整しながら仕事ができるでしょう。

さらに、アフィリエイトや自分発信のイラストレーター、アンケートモニターなどは、納期やノルマなどはありません。そのため、自分のペースで作業が進められ効率的な働き方ができるでしょう。

デメリット

在宅でできる副業のデメリットは、給与が安定しない、思ったよりも稼げない場合がある、自己管理力が必要になるなどが挙げられます。

副業は基本的に、正社員と違って収入が保証されていないため、先月は依頼が来たのに今月は全然来ないということも少なくありません。

また、在宅副業では、「クラウドソーシングサイトに登録したのに全然仕事がもらえない」「実績がなくて報酬が安い案件しか受けられない」「アフィリエイトを自分で始めてみたけどなかなか収益が得られない」など、自分の思い通りに稼げない場面も多々あります。

 

さらに、在宅の副業では自己管理力も必要になります。納期に間に合わないと、信用を失うだけでなく、報酬がもらえなかったり次回の依頼につながらなかったりするので、必ず納期には間に合わせるようにしましょう。

在宅でできる副業はどうやって探せば良い?

在宅でできるおすすめの副業や在宅副業のメリットデメリットについて解説しましたが、実際に副業を始める際にはどのように仕事を探せば良いのでしょうか。

ここからは、在宅副業の探し方についてご紹介します。

方法としては、主に下記の3つです。

  • 求人サイト
  • クラウドソーシングサイト
  • スキルシェアサービスサイト

順番に見ていきましょう。

求人サイト

バイトの求人サイトでは、在宅でできる副業も募集されています。

求人サイトで募集されている案件は、ある程度の報酬が保証されている案件も珍しくありません。自分が譲れない条件などを入れ、自分のやってみたい副業を探してみてください。

求人ごとに条件や仕事内容が大きく異なるため、副業を始めてから後悔しないように、応募をする際はしっかりと募集要項を確認するようにしましょう。

求人サイトからの応募の場合は、通常のバイトのように面接などが求められる可能性もあります。面接が苦手な人などは、採用までの流れも合わせて確認してみてください。

クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、仕事をしたい人と仕事を募集したい依頼人を結び付けてくれるサイトです。ライティング、プログラミング、WEBデザインなど、さまざまな種類の案件が募集されていて、自分のやってみたい仕事をすぐに見つけられるでしょう。

しかし、案件によっては相場よりも大幅に単価が安いものもあります。時給で換算したらかなり安かったということもあるので、まずは単価が安い案件から挑戦して経験を積み、実績が増えたら単価の高い案件にもどんどん挑戦していきましょう。

スキルシェアサービスサイト

スキルシェアサービスサイトは、自分からスキルや経験を売り出すことができるサイトです。クラウドソーシングサイトは基本的に、依頼人が募集をしている案件に応募をする形ですが、スキルシェアサービスサイトは自分からスキルをアピールして依頼してもらう形のものが多い傾向にあります。

イラストやデザインが得意、動画編集の経験がある、占いができるなど、アピールできる特技がある方におすすめです。クラウドソーシングサイトとスキルシェアサービスサイトを併用するのも良いでしょう。

在宅副業に関するよくある質問

最後に、在宅副業に関するよくある質問に回答していきます。気になる質問がある方は、ぜひチェックしてみてください。

  • 在宅副業を始める前の注意点は?
  • 在宅副業を始める前に必要な準備は?
  • 副業はいくら稼いだら確定申告が必要?
  • 副業は会社に言わなくてもバレる?

それぞれ詳しく解説していきます。

在宅副業を始める前の注意点は?

在宅副業を始める際には、まず「自社で副業が許可されているか」という点を確認してください。近年では、働き方改革の影響で副業を許可しているところも増えていますが、中にはまだ禁止している企業もあり、許可はしているものの申請が必要とされているという企業もあります。

禁止されていることを知らないまま始めてしまうと、年末調整や確定申告の際にトラブルになる可能性があるので注意しましょう。

在宅副業を始める前に必要な準備は?

在宅での副業は、基本的にパソコンやスマホがあれば始めることが可能なので、特別な準備は必要ありません。しかし、今後副業で稼いでいくことを考えると、副業の専用口座と専用クレジットカードを作っておくと安心です。

また、副業である程度稼げるようになったら、確定申告を行う必要があります。その際に、専用の口座とクレジットカードを持っていると、仕事用とプライベート用の収支の管理がしやすくなるのです。最近ではネットでも簡単に口座の開設ができるため、本業でなかなか時間が取れないという人でも準備をしやすいでしょう。

副業はいくら稼いだら確定申告が必要?

本業で会社員をしている方は、副業の所得が1年間で20万円を超える場合に、確定申告を行わなければいけません。売上ではなく所得なので、売上から経費を差し引いた収益が20万円を超えてからになります。

1ヶ月で換算すると、16,600円〜16,700円ほどです。1月の収益が1万円を超えたあたりで、確定申告も視野に入れながら、売上と経費を管理していきましょう。

副業は会社に言わなくてもバレる?

「会社で副業が禁止されているからバレないように働きたい」「上司が副業に好意的ではないから言いにくい」といった方も少なからずいるでしょう。

しかし、会社に報告しないまま副業を行っていると、確定申告や住民税の納付などで会社に判明するケースが考えられます。これは住民税の納税額が増えて給与から天引きされる額が変わるためです。

対処としては確定申告上で住民税を個人で納付する形にすれば会社で納付額の増減は判明しないので、心配な方は確定申告時に対応をしておきましょう。

会社で副業が禁止されていない場合は、トラブルを避けるために事前に会社に相談しておくのが安心といえます。

まとめ

今回は在宅でできる副業の具体的な職種や在宅での副業のメリットデメリットについて解説しました。在宅の副業を探す方法としては、求人サイトやクラウドソーシングサイト、スキルシェアサービスサイトなどがあります。それぞれのサイトごとに違いがあるため、自分のやってみたい副業が多く募集されているサイトを検討してみるとよいでしょう。

これらのサイトを活用する際には、まず自分の目標や目的を明確にしてから、リスクが少なく自分が続けられる副業を選ぶようにするのがおすすめです。

記事で紹介した内容を参考に、ぜひ自分に向いている副業や自分が挑戦したい副業を探してみてください。

 

top